About Us
事業紹介
For our Life
千年続くやきもののまち、常滑。
このまちの伝統である窯業向けの機械づくりが、GOTOの原点。創業以来、100年近く培ってきた粉体成形技術は、GOTOの根幹をなすコア技術です。それを実装したGOTOの油圧プレスは、建材用のタイルやレンガ、治療用の歯科材料等、私達の暮らしを支える多様なセラミック製品を、今日も世界中でつくり続けています。
窯業(セラミック)機械事業
GOTOのはじまりの事業です。1925年、創業者である後藤作郎がモザイクタイルのハンドプレス成形機を開発して以来100年近く、粉体成形技術の刷新と進歩に、わたしたちは情熱を注いできました。1963年、当時国産化が始まったばかりの油圧技術をいち早く取り入れ独自に開発した「後藤式油圧全自動プレス」は、お客様のニーズに応えた多種多様なモデルを展開し、2022年12月には累計製造台数2,480台を達成しました。黎明期から牽引し続けてきたタイル工業界にとどまらず、先端材料の製造プロセスに欠かすことのできない専用耐火レンガや歯科材料といったセラミック製品市場の新しい可能性を拓く粉体成形技術のリーディングカンパニーとして、これからも在り続けていきます。
【500 Ton油圧プレス】
タイルやホーローパネルといったセラミック製品に装飾される絵柄や模様、そして質感。そうした味わい深い工芸品的なデザイン表現も、紙を印刷するのと同じように、インクジェットプリンターでデジタルデータから”印刷”する時代になりつつあります。この特殊なインクジェットプリンターによるデジタル加飾の導入を、GOTOはいち早くから行ってきました。世界最高品質のプリントクオリティと生産効率を有するセラミック用インクジェットプリンターを生産・販売するイタリアメーカーのDurst社と2014年に業務提携し、日本で唯一のセラミックプリンター日本代理店として、Durst社製プリンターを使ったデジタル加飾設備の国内導入を一手に引き受けています。こうした業界のデジタル化への貢献について、住宅設備および建材メーカー業界最大手の企業LIXIL様からは、取引を行った1000社以上の企業/サプライヤーのうちからわずか9社程しか選ばれない購買部門優秀パートナー賞を2019年、2021年と2度も授与いただき、お客様から技術力への確かな信頼を頂いております。
【タイル加飾用インクジェットプリンター】
For our Mobility
わたしたちの日常生活に欠かすことのできない、自動車や鉄道といった移動手段。GOTOは、自動車用部品・バイク用部品向けの多様な加工機械や、鉄道設備用マシン等、お客様お一人おひとりのご要望にこたえた専用マシンを数多く生み出し、この豊かなモビリティ社会を支えています。
自動車・鉄道設備用機械事業
1992年、産業機械設備の設計・製作への本格参入を皮切りに、粉体成形油圧プレスで積み上げてきた油圧関連技術を、自動車用部品の製造や鉄道設備用の機械の分野に応用した事業です。自動車に搭載される配管部品の専用曲げ加工機、スピニング加工機、ビーディング加工機や、線路のレールや枕木への荷重を受けるために線路に敷かれている石「道床バラスト」を締固めるタンパ装置といった保線機械など、様々なオーダーに応えた専用のマシンを生み出し続けています。
【自動車配管部品端末加工機】
【道床バラスト用タンパ装置】
For Robotic Automation
あらゆる産業分野の進化を、最前線で支える。最先端のカメラやセンシングデバイス、産業用ロボットを駆使し、お客様の多彩な製造現場の自動化に貢献しています。搬送、検査、加工など、様々な生産工程の自動化ニーズにこたえた設備のご提案から、導入はもちろん、アフターケアに至るまで、GOTOはトータルで手掛けています。
ロボット機械事業
最新の産業用ロボット、カメラやセンシングデバイスを駆使し、セラミックス産業を皮切りにあらゆる産業の生産現場の自動化を行っています。生産ラインの省人化に貢献する自動設備の導入のほか、これまで人が行うしかなかった外観検査、色検査などを自動で行う自動検査機も手掛けています。特にGOTOのフィリピン法人JGM Philippines, Incは産業用ロボット機器を取り扱うDENSO、YAMAHA、YASKAWAの海外サービス拠点の代理店でもあるため、フィリピンを中心としたアジア地域で数多くの自動化設備導入の実績があります。タイルの外観検査から出荷前の梱包作業まで完全に自動化させる生産ラインの導入、自動車用部品を複数の専用加工機で加工する工程のロボット化など、GOTOグループは国内外問わず、多種多様なファクトリーオートメーションを手掛けています。
【ラベル自動接着ロボット】
【煉瓦自動選別ライン】
For our Sustainability
豊かで持続可能な社会を共に目指して。GOTOは2022年より新たに、リチウムイオン電池材料用の焼成炉を受託製造するOEM事業をスタートしました。電動化・脱炭素化社会の実現に向けて取り組まれるお客様の製品づくりに、かけがえのないパートナーとしてこたえることで、持続可能な社会の実現に向けて共に貢献しています。
焼成炉OEM(受託製造)事業
Original Equipment Manufacturing (OEM、受託製造)メーカーとして、リチウムイオン電池材料の製造プロセス用の焼成炉を受託製造しています。2022年に新設した第二機械事業部では、焼成炉の製造に特化した生産体制を構築し、お客様とともに持続可能な社会の実現に向けて貢献するものづくりを加速させています。
【第二機械事業部】